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初対面の2秒

執筆者: 小野寺 真人 その他

人は初対面の人と出会った時、無意識のうちに第一印象を決めてしまうと言われています。
さらにこの第一印象ですが、2秒で決まってしまいます。1992年のスタンフォード大学ナリーニ・アンバディ教授によるメタ分析で提唱されました。
(メタ分析とは複数の論文データを統計的手法で答えを導く信憑性の高い分析です。)

教授は、初対面同士の生徒と教師を言語・非言語でコミュニケーションをとらせました。
その時間を2秒、5秒、10秒、そして数分間とわけました。
その後、生徒が教師に抱く印象をきいたところ、どの時間も変わりませんでした。つまり2秒で人の評価・印象は決まってしまい、最初の印象が良ければ、最終的な印象も良くなるということです。

この研究から、いかに第一印象が大切か、ということがわかります。
ビジネスの交渉の場において、第一印象ですべってしまうと、そのあとがとても大変です。
一度ついたイメージを覆すことは容易ではありませんね。
この第一印象をよくするために下記のようなことは大事で、まさに基本中の基本です。

①清潔感がある
服装などトータル的に汚れがなく清楚な人は見ていて、落ち着きます。
こういう安心感を与える外見が印象の良さを持たれます。

②礼儀正しくて、素直である
教養があり、礼儀正しい人は信頼感があります。
また素直に人を受け入れることができる人も、相手にいい印象を与えるポイントのようです。

③笑顔をキープする
笑顔は、相手に安心感や信頼感を与えられる、誰でもできることです。
いくらコミュニケーションが取れていても、仏頂面では好印象は与えられません。
それだけ笑顔であるかは大切なことです。

④コミュニケーション能力が高い
誰とでも気軽に会話ができる人は、愛されやすい人柄と言えます。
会話力があり、正しい言葉使いをしながら相手を楽しませるコミュニケーションが取れるほど、第一印象がい人と言えるでしょう。

⑤相手を思いやる
相手の意見をいかに受け入れられるか、これは心の寛容の問題です。
相手に対して批判せず、受け入れる。
これができる人は、心が広くゆとりがある人だという印象を与えられ、自身も受け入れてもらいやすくなります。

第一印象を良くするには、外面だけではなく⑤のように相手を思いやり、心地よくする、気づかいや心配りが一番大切と考えます。これには臨床心理学でいうところの「ラポール」の形成が効果的とされています。
「相手と心が通じている」「どんなことでも打明けられる」「会話の内容が十分に理解されている」とお互いが安心感のある状態に持っていくことが必要なのです。

初対面の時は、話が相手にちゃんと伝わっているか不安になりがちですが、一番大事なのは相手を尊重し、興味を持つこと、また相手の話を聞こうとする意識です。
最近はWeb商談も多く、実際の対面の場が少なくなってきていて、相手のリアクションがなく、会話が思うように進まないなんて話をよく聞きます。どの場面でも、第一印象が良くキチンとコミュニケーションが取れるなぁと周りから言われるように 日々自分を磨いていかなければなりませんね。

                                        以 上

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プロフィール

小野寺 真人 (おのでら まこと)

ディレクター

大学卒業後、大手アパレル会社にて人事、商品企画、新規ブランド事業開発に携わった後、ファッション雑誌系ECサイト運営会社の事業責任者として、人事、ブランド開発、新規ECサイト構築をリードする。当社に入社後はマーケティング部門に所属し、営業、Web施策の企画・開発、セールスプロモーションを主体とした業務に従事。

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