投稿日:2023.12.14 最終更新日:2024.09.12
モチベーションサーベイによる管理職の行動改革
業界・業種 | 不動産賃貸業・管理業 |
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社員規模 | 800名 |
実施期間 | 約6カ月(モチベーションサーベイ、問題と原因の明確化、アクションプラン検討、宣言) |
課題・提案
従前は店舗向けの従業員サーベイを実施していたが、組織改革につながっていないという課題感をお持ちだった。
具体的には、サーベイ実施後、管理職層で集まって、その結果をもとに問題を話し合い、施策を展開することになっていたが、なかなか実行に至らなかった。
当社より、改めて本気で組織改革につながる取り組みに施策に変容させていく必要があった。
具体的には、サーベイ実施後、管理職層で集まって、その結果をもとに問題を話し合い、施策を展開することになっていたが、なかなか実行に至らなかった。
当社より、改めて本気で組織改革につながる取り組みに施策に変容させていく必要があった。
支援や結果
- モチベーションサーベイ
中計最終年度であったため、組織・人事上の問題・課題を網羅的に把握するためのサーベイを実施。経営に対する報告と、今後の進め方についての企画を提案した。 - 問題とその原因の明確化
サーベイの結果を共有し、改めて問題とその原因について検討するために、管理職30名でワークショップを実施。
グループ別の問題や原因の情報をもとに、事務局サイドでCHATGPTなどを活用しながら「経営」「人事」「管理職」の領域別に問題と原因を整理した。
「経営」中計の施策の浸透が不十分、「人事」中計を実現するための人材像、ロールモデルの不在、「管理職」個々のパフォーマンスを高めるための取り組み方がまだ不十分との認識に至った。
さらに、全社的に認識の一致を図るために、管理職以下の社員にも結果や管理職ワークショップの考察を共有し、同様にその問題や原因を考えてもらう場を設けた。 - アクションプランの検討、宣言
「経営」「人事」それぞれの領域で打ち手の実行を宣言した。
「管理職」の領域では、組織のパフォーマンスを高めるために、まずは管理職自身がどうありたいかを考え、日常の行動改善、計画を宣言。
管理職自身が悩み、苦しんでいる現状を互いに理解し、管理職がともにレベルを高めていくことの大切さを認識、アクションプランをもとに学習していく取り組みを宣言によってスタートさせた。
また、その宣言が現場で有効に働くように、職場での宣言も推奨。宣言にあたっては管理職が集まり、ひとりひとりが宣言、その宣言に対して全員からのフィードフォワードを受け、管理職自身の糧にしてもらった。