合理的・構造的アプローチで企業人事を進化させる
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サービス|雇用施策
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人事施策の中でも非常に難易度が高い雇用調整をサポート

経営計画の達成に向け、企業の活力を損なわない雇用調整を支援します。貴社を取り巻く経営環境やビジネスモデルを十分に理解し、長期・短期的視点を考慮した上で、効果的な雇用調整施策の選定と、準備や実行まできめ細やかにサポートします。

雇用調整施策・支援の特徴

業績が低下・悪化したり、経営戦略に伴う事業の見直し、組織改編や財務体質の刷新に迫られた企業が短期的に雇用調整施策を実施せざるを得ないケースがあります。しかし、短期的な収益改善を急ぐあまり、企業再生の活力を削ぐような雇用施策も逆効果です。
トランストラクチャは、雇用調整を組織が新しく生まれ変わるチャンスと捉え、貴社の再生を強力にサポートします。経営環境の変化に合わせ、貴社にとってより効果的な雇用調整施策の選定と、その準備や実行を支援します。新たな経営目標や計画に基づく新組織機構の設計、必要な新人事制度の確立など、トータルでバックアップします。

  1. 1.経営方針の明確化

    人員削減を伴う雇用調整施策の実施は、あくまでも目指すべき事業計画を実現するための一手段です。 特に、希望退職を実施するにあたっては、将来の組織体制づくりや人事基盤整備のための短期施策であることを意識する必要があります。実施した後の新たな経営方針(経営ビジョンや事業展開の方向性、組織体制、期待する人材像など)を明確にした上で、施策を企画し、設計することが不可欠です。

  2. 2.雇用調整の企画

    余剰人員を多面的に把握し、人員削減を伴う雇用調整をするべきかを判定します。まず、損益観点から、適正な人件費配分に関する課題を抽出し、適正な人員規模から余剰人員数とその内容を把握します。その上で、余剰人員数が全従業員数に対し一定割合を超えている場合には、人員削減を伴う雇用調整措置を実施する必要があります。貴社の再生に不可欠な人材を逃さず、退職者も納得できる条件を整理します。

  3. 3.余剰範囲の特定

    余剰人員は、さまざまな原因が重なって複合的に発生するケースがほとんどです。事業構造上の問題だけでなく、人事制度上の問題なども加味し、余剰の範囲を特定する必要があります。

  4. 4.施策の検討

    余剰人員が発生する要因や特徴を把握し、余剰の範囲を特定します。その上で、人事制度上の見直しによる総額人件費の抑制効果も視野に入れ、人員削減を伴う雇用調整施策を検討します。

雇用調整施策・支援の実施フロー

「雇用調整施策・支援」をご利用いただく場合の基本的なフローは、以下の通りです。貴社でご用意いただいた内容次第では、期間や対応は変更されるケースがあります。詳しくご相談ください。

Step1

全体計画の策定

明確になった人員数を基に、希望退職など雇用施策の定義と方法で、計画を決定します。制度運用に関する全体的な体制構築を進めます。

Step2

施策の準備

各種書類を作成し、面談トレーニングを企画・実施します。必要に応じて、労働法専門弁護士を交えて万全の準備を整えます。

Step3

施策の実施

雇用施策の公示や応募、受付、退職事務などに対するアドバイスや、突発的事象に対する法的対応などをサポートします。

Step4

フォロー

退職する社員の再就職支援や、残留した人材へのメンタルヘルス面のケアなど、雇用調整をスムーズに終える施策を実施します。

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