コラム
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プロフィール

吉岡 宏敏 (よしおか ひろとし)
シニアパートナー
東京教育大学理学部応用物理学科卒業。ベンチャー企業経営、ウィルソンラーニング・ワールドワイド株式会社コーポレイト・コミュニケーション事業部長等を経験後、株式会社ライトマネジメントジャパンに入社。人材フローマネジメントとキャリアマネジメントの観点から、日本企業の組織人材開発施策の企画・実行支援に数多く携わる。ライトマネジメントジャパン代表取締役社長を経て、現職。
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もっとユニバーサルデザインを
執筆者 : 吉岡 宏敏 人材育成
もっとユニバーサルデザインを
教育研修の世界では、米国海兵隊の訓練方法がよく取沙汰される。 映画「フルメタル・ジャケット」の異常に圧迫的な訓練光景イメージの裏側で、ロイヤリティやスキルを高める考え抜かれた方法があるからで、例えば、個人特性に応じたチー...
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誰を昇格させるか
執筆者 : 吉岡 宏敏 人事管理
誰を昇格させるか
昇格審査に関するご相談が増えている。 勝ち組を目指すための人材力強化の機運のなかで、やはり、まず第一の課題は次世代リーダー育成。それには、きちんとした計画的で合理的な昇格が必要ということだが、その背景には、「なぜ、彼が管...
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老人力を向上する
執筆者 : 吉岡 宏敏 人材育成
老人力を向上する
昔見た映画の話をしていて「あの、ほら監督、誰だっけ、えーと、あれあれほら、あーもどかしい」などといった事態が頻出するようになるから、加齢は哀しい。しかし、こんな風に物忘れがひどくなってきたのは、「やっと老人力がついてきた...
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手口をばらす
執筆者 : 吉岡 宏敏 人材育成
手口をばらす
ここ数年、多くの企業でコンプライアンス研修が行われている。労働時間やハラスメントといった組織問題から、公正取引や反社会勢力との関係など社外の問題まで遵法面で留意すべきことは増える一方で、大小さまざまな事件の発生は珍しくな...
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ゲートキーパー
執筆者 : 吉岡 宏敏 経営
ゲートキーパー
窓際族ならぬ「ドア際族」という言葉があったことをご存じだろうか。 いつでも組織パフォーマンスを左右するのは、中間管理職の能力と活力に決まっているけれども、その要件として喧伝されるものは、時々によって一様ではない。異業種交...
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組織を編集する
執筆者 : 吉岡 宏敏 経営
組織を編集する
経営をしていたころ、いちばんの愉しみは、組織図を描くことだった。 まず第一の醍醐味は、組織のガラを決めるところにある。あぁでもないこうでもないと、いかに最適な組織図を描くかに腐心する。なにより組織図は、形として美しくなけ...
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シャドウイングのすすめ
執筆者 : 吉岡 宏敏 人材育成
シャドウイングのすすめ
シャドウイングといっても、ネイティブの発話を聞くそばからそのまま口に出していく(=影のように)英語練習法のことではない。仕事の実態を知るために行うキャリア教育としてのジョブシャドウイングだ。 やり方は、仕事する社会人...
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ハイパフォーマの要件
執筆者 : 吉岡 宏敏 人材育成
ハイパフォーマの要件
人材開発の仕事で、360度診断を使うことが多い。 よく、「部下からの評価などあてにならない」、「考課したことないから基準がバラバラ」、「好き嫌いが入り込む」といった理由をあげ、360度診断を否定する声も聞くが、それは...
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関係のマネジメント
執筆者 : 吉岡 宏敏 人材育成
関係のマネジメント
たいへん優秀で、皆が嫌がるような困難な仕事を進んでやり、見事に仕上げた部下の管理職者がいた。その後、私が会社を離れ、半年後に複数の人から彼の話を聞いたら、今は仕事ができない問題社員だという評判に驚いたことがある。 そ...
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集まる力
執筆者 : 吉岡 宏敏 人材育成
集まる力
教育研修は、実践的でなければならない。実践的とは、研修の効果がはっきり出ることを意味する。 “効果”には二つあって、第一に、学んだスキルを実務で実際に活かす、あるいは以降の行動が変わることだ。そのためには、研修のなか...