評価者トレーニング(面談重視型)
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主な受講対象者(標準人数)
管理職者(20~25人)
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実施時間
7.5時間
研修目的
評価制度はいかに自社に適した制度を設計・導入しても、その運用が適正に行われない限り機能しません。また、評価者にとって、「人事評価」は年中行事における単なるオペレーションになっていることも少なくありません。この研修では、「人事評価」が管理職である評価者にとって、マネジメントをサポートするツールであることを理解し、使いこなすきっかけを作ります。また、評価をPDCAサイクルに置換え、目的意識を持って理解することで、人材育成や組織目標の達成など、評価制度の本来の目的に向けた運用を促進します。
研修概要
正しいフィードバック面談の実施をゴールとして、「適正な評価」そのための日常の観察と指導、期初の適正な目標設定の方法を学びます。
ねらい・内容(■:演習 □:講義)
育成ツールとしての評価の位置づけを浸透させる
評価の必要性を検討することで、日ごろの評価に対する考え方を振返り、整理します。また、評価のメリット(組織目標の達成、人材の育成など)デメリットを認識した上で、デメリットの発生要因となる運用レベル向上の重要性を認識します。 |
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自社の評価制度の仕組みを理解する
マネジメントのツールとしての制度を振返り、理解を深めます。また、評価をプロセスで理解することで、全体像や目的を意識した評価運用を検討する土台を作ります。 |
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評価運用上のポイントを評価対象者の立場から考えることで育成効果を最大化する
これまで自身が日評価者として面談に臨んでいた状況を振り返り、面談で上司に求める「アクション、スキル・マインド」(必要な行動・意識・情報、不要な行動・意識・情報)を整理します。 |
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評価方法および留意点の確認、評価者自身の評価の傾向や課題や問題点を認識する
人間が評価する以上、そこには主観が入ります。だからこそ、行動観察などによる事実情報の収集や客観的視点を取り入れることで評価結果の妥当性を担保する必要がることを認識します。 |
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日々の行動観察の重要性を理解し、日頃の現場で実践できるよう、工夫を検討する
一般的に評価エラーと呼ばれるものは、日々の行動観察そ実施することでそのほとんどを抑止することができます。ここでは、行動観察のアイディアを出し合うことで、今後の実践に繋げます。 |
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目標設定を適切に設定できるようになる
ここまでのプロセスを理解した上で、成果・成長や期中の行動すべてを決める目標設定の重要性を認識し、スキルを習得します。 |
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