組織・人事用語集

トータル・リワード (とーたる・りわーど)

金銭報酬と非金銭報酬がバランスよく配分された、広く総合的な意味で従業員に提供できる報酬のこと。金銭面だけでなく企業内の環境等を含めて「報酬」と捉え、その報酬体系によって総体的に企業の魅力を高めようとする考え方に基づく。この概念における報酬は大きく4つに分けられ、「直接的金銭報酬」(給与・賞与・退職金等)、「間接的金銭報酬」(福利厚生)、「仕事」(やりがい・仕事の重要性・教育等)、「労働環境」(ワークライフバランス、職場の人間関係等)と多面的である。

これら全てが個別に最高の水準に達していればベストではあるが、現実的には難しいため、トータル・リワードの概念が取り入れられることになる。自社の目指すべき姿や戦略に適合し、従業員の行動と業績がプラスになるような魅力的な企業独自の報酬パッケージを作り、社員に提供していく。「選ばれる企業」となることにより、優秀な従業員の流出引留め、また外部の優秀人材の採用に結びつくことが期待されている。

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